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理事長のご挨拶

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大学生協の特異な役割

大学生協東京事業連合理事長 椿 弘次生活協同組合連合会大学生活協同組合東京事業連合(略称・大学生協東京事業連合)は、関東甲信越地域の大学生協の連合組織として1969年に設立されました。現在、会員生協は69大学生協、組合員総数は約60万人に達しています。この機会に、大学生協の特異な役割を再確認しておきたいと思います。

大学生協は、大学生と教職員が受益者であるとともに、自らの必要や願いを実現するため運営に参加する連帯の卓越した組織(association)であり、非営利事業活動を原則としていますが、事業の永続性を保つため、受益者とのコミュニケーションを重視し、連帯を見える形にする使命を担っています。

大学における勉学、研究、教育を支援するため、組合員が必要とする商品やサービスを適切な価格で適時に提供することで、この必要を充足しようと努めてきました。時代の状況を把握して、活動の幅を充実し、組合員相互のコミュニケーションと組合員と生協職員の円滑なコミュニケーションを図っています。相互組合(mutual association)の精神に則った共済事業、大学や学生サークルと提携した環境保護活動、読書を推進し次代のリーダーを育てる読書マラソン、食と健康を考える活動、大学と協力してエネルギーの節減を図る協働の活動、職業を通じて成長するキャリア形成支援などの多様な活動は、健全な社会を支えるassociationとしての大学生協の特異な価値、即ち連帯の絆を介して大学生活を豊かにし、併せて魅力ある大学作りをパートナーとしての大学と共に実現することを示すものです。この価値へのゆるぎない支持が得られることで、財政の健全性が維持されると信じています。

特に、強調しておきたいことは、組合員の大半が学生であり、未来の日本および国際社会の貴重な構成員であることです。学生委員会活動を通じて発揮される若さと創意に満ちた活動は、大学生協の教育機能であり、そうした活動を通じて成長してゆく学生を身近に見ることができることは、この事業に参加する者の特権であり、みんなが喜びとするところです。

しかしながら、学生組合員を取り巻く環境は必ずしも明るくありません。厳しい経済事情の中で、学生生活も経済的に窮屈な状況に追い込まれつつあることは、憂うべきことだと思います。職を通じた人格の実現も容易ならざる状況にあります。

この状況を打開するためにも、会員生協の支援を行い、生協職員の希望を支え、組合員に不可欠な厚生活動を展開できるよう諸施策を実現してゆく課題を担っています。共同と連帯により、この課題に取り組み、達成することを願っています。

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